大正野球娘。とは

【大正野球娘。】は、野球をテーマとしたライトノベル作品および、本作品を原作としたメディアミックス作品の総称である。著者は神楽坂淳、刊行元は徳間書店である。

タイトルにある大正とは大正時代のことで、まだまだ女性の社会進出が少なかった大正時代において、野球を始めた少女たちがスポーツを通じてさまざまな活躍をするという姿が描かれた、スポーツもの、学園ものである。

主人公である小笠原晶子が野球を始めるキッカケとなったのは、晶子の婚約者であった岩崎荘介の言葉である。女性は主婦として家庭に入っていれば良いという主旨の発言を日常的に発しており、これは当時のごく当たり前の意見であったが晶子はこれに反発し、婚約者である荘介が取り組んでいる野球で一泡吹かせてやろうと決意したという経緯がある。

つまり、野球というスポーツを通じて日本に古来からある旧態依然とした考え方に一石を投じたいという思いがある。

この思いに共感した女性を何とか9人集め、アメリカ人の英語教師を監督に迎えることでチームを結成、「桜花会」と名づけられた女性だけの野球チームが、あらゆる努力を重ねながら人間的にも社会的にも成長していく姿が鮮やかに描かれている。

メディアミックスも積極的に行なわれ、漫画やアニメ作品だけでなく、ドラマCDやインターネットラジオ作品も存在している。

なお、タイトルの最後に付けられている句読点は、「モーニング娘。」などに象徴される表現手法である。

このページの先頭へ