神のみぞ知るセカイ とは
【神のみぞ知るセカイ】は、2008年から週刊少年サンデー誌上で連載されているラブコメディ作品だ。作者の若木民喜は本作の前に【聖結晶アルバトロス】を連載していたが、本作の連載期間はこの【聖結晶アルバトロス】を上回り、自己最高を更新している。
この【神のみぞ知るセカイ】、一応ジャンルこそラブコメディとなっているが、実際には通常のラブコメとは大きく異なっている。主人公の桂木桂馬がこよなく愛しているのは、周囲の女子ではなく、いわゆる『ギャルゲー』であり、彼が愛しているのはそのギャルゲーのヒロイン、つまりは2Dの女なのだ。
ある日、そんな彼の元に、エルシィと言う地獄からの使者が訪れる。彼女の目的は、駆け魂と言うものの捕縛。その為には、取り付かれた女性を恋に落として、心の隙間を埋めなくてはならない。そこで、ギャルゲーにて1万人以上のヒロインを攻略してきた彼に白羽の矢が立った、と言う訳だ。当初は3次元の女性には興味がないと一蹴したものの、自身の命がかかっている事を知り、桂馬は渋々現実の女性の攻略に着手する事になる。
そんな、現代ならではの風変わりな設定のラブコメディと言う事もあり、独特の物語になっている。日常会話にギャルゲーの専門用語とも言える『フラグ』や『属性』、あるいは『ルート』等と言う言葉が当たり前のように使われ、時に読者をも置き去りにする。尤も、読者の多くはギャルゲー経験者と言う話もあるとか。